事務職chanじむしょくちゃん
提出物を作る総合演習

経理・会計事務の総合課題|資料を作り、4つの基準で振り返る

まず、ここから。

この課題では経費照合表/差異一覧/訂正履歴/入金照会メモ/締め前報告/引継ぎ目次を作ります。経費の差・不足・重複を照合し、承認後の訂正履歴と合計、入金の不一致、締め前の確認事項を整理できる。

まずは読んで、ひとつやってみよう。
迷ったら、見本に戻ってだいじょうぶ。

先に知っておく言葉

言葉意味
証憑(しょうひょう)領収書など、取引内容を確かめる資料。
差異一覧と元資料の金額などが一致していないこと。
計上取引を帳簿に記録すること。研修では仕訳・税区分を判断しない。

今回の依頼と元資料

経費の入力一覧と受領資料を照合してください。R01は担当者から重複送付の写しと確認済みです。R02は金額が違い、R03は原本未着です。訂正と計上は担当者の確認後に行い、元の記録を上書きして消さない社内ルールです。

資料ID一覧金額原本金額状態
R0112001200原本と写しを各1枚受領
R02800850金額が相違
R03500原本未着
R0424002400原本受領

元データをCSVで保存 · 配布用の課題文を保存

データはすべて架空です。実在の候補者・顧客・社員情報を入力しないでください。

課題に取り組む

先に自分で作成し、その後で参考例を開きます。回答と評価メモはこの端末のブラウザに保存します。企業や運営への送信はありません。

1. 件数と重複

一覧件数と資料の対応を確認し、写しを追加の経費と扱ってよいか書く。

作成後に参考例を確認する

一覧は4件。原本を受領したIDはR01・R02・R04の3件。R01の写しは担当者確認済みの重複なので追加計上しない。

2. 差異表を作る

R02の元の金額と原本の金額を残し、差額を計算する。R03の未着を0円に置き換えない。

作成後に参考例を確認する

R02は一覧800円、原本850円、差額+50円。C3-B3で求める。R03は未着のため差額未判定。未着を0円として一覧との差額を出さない。

3. 確認依頼

R02とR03の担当者への質問を、対象・状態・依頼事項が分かる形で書く。

作成後に参考例を確認する

R02の金額が50円相違しています。正しい金額と訂正手順をご確認ください。R03は原本未着です。提出状況と受領予定を教えてください。

4. 完了範囲を報告

原本と一致し重複扱いも確認できた分の合計と、保留分を報告する。

作成後に参考例を確認する

R01・R04の確認済み合計は3,600円。R02とR03は保留。この合計は照合済み資料の金額であり、全経費や確定した会計残高ではない。共有/経費/確認中へ保存し、回答後に更新する。

5. 訂正履歴を作る

11/6 9:00、経理担当の木村さんからR02を850円へ訂正する承認が届いた。根拠は共有/経費/承認R02。元の800円も残し、R01・R02・R04の照合済み合計を更新する。

作成後に参考例を確認する

R02:800→850円、原本との差50円、木村さんの11/6 9:00承認、根拠保存先を履歴に記録する。照合済みは1200+850+2400=4450円。R03は保留のまま、仕訳と税区分は担当者判断。

6. 入金の不一致を照会する

請求I01 青葉商店12,000円、I02 みどり商店9,000円。入金P01 青葉商店12,000円(I01記載)、P02 ミドリ8,700円(番号なし)。対応関係と差額を確認するメモを書く。

作成後に参考例を確認する

I01とP01は番号・名義・金額が一致。消込確定は担当者へ渡す。P02はI02の可能性があるが番号なし・名義の表記相違、差300円。対応する請求と差額理由を照会し、振込手数料や値引きと推測して確定しない。

7. 原本到着後に締め前報告をする

11/6 14:00、R03原本500円が到着し番号・日付・金額が一致した。経費の支払承認は未完了。入金P02は確認中、次回確認11/7 10:00。経費4件と入金照会を分けて報告する。

作成後に参考例を確認する

経費R01 1200、R02 850、R03 500、R04 2400、照合済み合計4950円。R01の写しは追加しない。経費資料は照合完了、支払承認待ち。入金P02は対象請求と300円差を照会中。経理担当へ引き継ぎ、11/7 10時に状況を確認する。

8. 担当者へ渡す資料を選ぶ

保存フォルダには「R01原本」「R01写し」「訂正前一覧」「訂正履歴」「最新一覧」「P02照会メモ」がある。R03・R04の原本も保存済み。全てを計上対象として数えないよう、引継ぎ目次と未解決事項を作る。

作成後に参考例を確認する

目次は原本4件、最新版一覧、R02の承認・訂正履歴、P02照会メモに分ける。R01写しと訂正前一覧は重複・旧版と分かる履歴区分へ整理し、原本を勝手に削除しない。未解決は支払承認とP02照会。閲覧先を担当者へ伝え、照合済み合計4950円を添える。

評価を記録する

自動採点ではありません。自己確認か担当者確認かを選び、根拠となる回答の箇所をメモします。参考例を見た場合は「自力」と区別してください。

未受領を0円として処理したり、根拠なく全件確認済みにした場合は再照合する。

評価は未記録です。

条件を変えて再挑戦する

担当者がR02の850円を確認し訂正を承認しました。履歴を残して更新すると照合済み合計は4,450円です。R03は引き続き保留です。

前回の参考例を閉じ、変わった条件と影響する箇所を先にメモしてから作り直します。完成物と前回の違いを説明してください。

振り返りに使う教材

経理・会計事務の学習順・復習先を見る

担当者用:全課題の解答例と評価基準