Excelの独学は入力→計算→基本関数の順|初心者の無料練習
Excelの独学は「入力→計算→コピー→条件別の処理→実務の表」の順で進めましょう。最初から関数を大量に覚える必要はありません。小さな表を作り、数字を変えても正しく動くか確かめることが大切です。

まずは読んで、ひとつやってみよう。
迷ったら、見本に戻ってだいじょうぶ。
初心者が取り組む6段階のロードマップ
| 段階 | 練習すること | 次へ進む目安 |
|---|---|---|
| 1 入力 | セル、行、列、文字と数値 | 指定されたセルへ入力し直せる |
| 2 計算 | 掛け算、SUM、AVERAGE | 金額と合計を数式で出せる |
| 3 コピー | 相対参照、絶対参照 | コピー後に参照先がどう変わるか説明できる |
| 4 条件 | IF、COUNTIF、SUMIF | 条件に合う判定・件数・金額を出せる |
| 5 照合 | 検索関数、見つからない場合の扱い | コードから情報を引き、未登録も見つけられる |
| 6 実務 | 売上表、一覧の整形、提出前確認 | 別のデータでも表を作り直せる |
事務職chanではこの順番に沿った40レッスンを用意しています。並べ替え、フィルター、印刷、グラフなどの画面操作は、実際のExcelやGoogle スプレッドシートでも練習してください。現在の演習画面はそれらの操作には対応していません。
最初の練習:売上3件を計算する
新しいシートのA1:D4に次の表を作ります。表の左端にある行番号は入力しません。金額の列は空欄にしてから数式を入れます。
| 行 / 列 | A:商品 | B:単価 | C:数量 | D:金額 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 商品 | 単価 | 数量 | 金額 |
| 2 | ノート | 200 | 3 | 自分で計算 |
| 3 | ペン | 120 | 5 | 自分で計算 |
| 4 | ファイル | 300 | 2 | 自分で計算 |
D2に =B2*C2 を入力し、D3・D4へコピーします。D5には =SUM(D2:D4) と入力します。
解答と考え方を見る
D2~D4はすべて600、D5は1800です。次にC2を4へ変えてください。D2が800、D5が2000になれば、入力値の変更が集計に反映されています。D2に600と直接入力した場合はこの確認を通りません。
教材の使い方:読む、閉じる、作る、変える
- 読む:まず完成形と数式の役割を確認する。
- 閉じる:答えを見ずに、小さな表を作る。
- 変える:数量や条件を変え、結果が追従するか確認する。
- 説明する:「何を範囲にしたか」「なぜ固定したか」をメモする。
書籍は順番に学びたいとき、動画は操作の動きを見たいとき、問題集は再現できるか確かめたいときに使います。教材を増やす前に、今の問題を別の数字で解いてみましょう。
独学でつまずきやすい箇所と調べ方
| 症状 | 先に確認すること |
|---|---|
| 計算されず式が見える | 半角の=で始まるか、文字列として入力されていないか |
| コピーしたら数字が変 | コピー先で数式が参照しているセルを確認する |
| 合計が足りない | 範囲に最終行が入っているか、数値が文字になっていないか |
| 条件に合うはずなのに集計されない | 表記の違い、前後の空白、条件範囲と合計範囲を確認する |
| 検索で見つからない | 検索値、検索対象、文字と数値の違いを確認する |
Google スプレッドシートで独学してもよい?
セルに入力し、参照や基本関数を使う考え方は共通する部分があります。ただし、メニュー、ショートカット、使える関数や動作は製品・バージョン・設定によって異なります。勤務先で使う製品が決まっている場合は、その環境で同じ表を作る練習もしてください。
関数の利用可否と仕様はGoogle スプレッドシートの公式関数一覧で確認できます。本サイトの操作演習は独自の学習用シミュレーターで、ExcelやGoogle スプレッドシートの完全な再現ではありません。
どこまで学ぶ?仕事で使う表から決める
売上報告なら集計、名簿更新なら整形と照合というように、作るものを先に決めます。高度な機能も、必要な仕事が見つかった時点で追加すると目的を持って学べます。
独学には何か月かかりますか?
経験と目標によって変わるため、一律には言えません。まず売上表を自力で作れるかを確認し、難しかった段階だけ繰り返してください。
Excelを持っていなくても始められますか?
本サイトのブラウザ演習は利用できます。Excel固有の保存・印刷・画面操作を覚える段階では、Excelの利用環境が必要です。